迷子だった私
今の状況になるまで、私は私自身に疑問を感じるようなことは有りませんでした。生きにくいなぁ〜って、何となくは思っていても、それが私なんだから仕方ないって、向き合うことを避けていたのかもしれません。そんな私を認めたくなかったから…。
私には一つ半下の弟がいます。
物心ついた時から、「あなたはお姉ちゃんなんだから」と言われ続けていた気がします。そう言われても、まだまだ私だってお子ちゃまです。よく分からないけど、私は良い子でいなきゃいけないんだって、日々刷り込まれて、良い子で、良い生徒で、良い友達で、良いパートナーで、良い部下で同僚で…、良い子でいることが私の軸になっていったように思います。良い子でいるには、周りの期待に応えないといけません。他人の目でしか自分を測れず、むしろ誰よりも厳しい目で私を見ていたのは私自身だったのかもしれません。どうして、こんな事が出来ないの?どうして皆んなの気持ちに応えられないの?どうして、どうして…??
私は迷子になってしまいました。森の奥の奥まで踏み込んでしまって、私を見つけることも出来ません。
迷子になっていることに気付いた今は、一生懸命に私を探して、そして、出口を見つけてあげることに取り組んでいます。
いつか、太陽の光を見つけられると信じて。
空っぽな私との出会い
はじめまして。
ブログを始めるに当たって、何からお話したら良いのか、悩みますね。
私は心理学などの専門的な知識を持たないごく一般的な人間です。何が正しいのか、そして間違っているのか、本当のところは分かりません。ただ自分に起こったこと、気付いたこと、考えたことを記していきたいと思っています。試行錯誤しながらも、いつかありたい自分になれるように。
まずは、このブログを始めるに至った経緯を自己紹介を含め書いてみようと思います。
私は、人生も折り返しに来たんじゃないかの年齢で始めて自分自身に向き合うことになりました。
今思えば、騙し騙しここまで来て、たまたま環境にも恵まれ、何か上手くいっていると思い込んでいたに過ぎなかっただけでした。
ある時、そんな環境が変わることになりました。環境が変わったというより、周囲との関わり方が少しずつ変わっていったのです。
周囲に馴染めず、何を話して良いかも分からなくなり、孤立していく…。ついこの間までは上手くいってたのに、どうして?
悩みました。私の何がダメないんだろうか?どうして、周りの皆んなのように、たわいもない雑談が出来ないんだろうか?どうして、もっと周囲の人達とコミュニケーションを取りながら仕事を進めることが出来ないんだろうか?
「空気の読み方」「雑談のスキル」「コミュニケーション」「長女」などなど、ネットを検索する日々が続きました。
そこで始めて「自己肯定感」という言葉を知りました。何より私に不足しているものは、この自己肯定感じゃないかと思いました。そこで説明されている「自己肯定感の低い人」が私そのものだったからです。
これまで、私は他人軸で生きてきたんだと気付かされました。私って何だろうって向き合ってみたら、私は空っぽでした。